2012年07月04日

日経新聞にガス

電気使わずガスで料理

同時調理で時間も節約

日本経済新聞2012より

朝晩は電力需要が増すだけに、節電にしようとガス調理を心がけを人は多いだろう。
失敗しがちな料理もちょっとしたコツで美味しく仕上がる。

コンロに付随する魚焼き用グリルは色々な料理に活用できる。
ガス代を抑える工夫を含め、賢いガスコンロの活用法をまとめてみた。

ご飯は、じか火で炊くガスコンロの方が、ふっくら美味しく炊ける
と言うのはパパ料理研究家の滝村雅晴さん。
子供に正しい火の扱い方を教えることもできる

炊飯器に比べ、火加減の調整が必要なガス炊きは面倒だとおもわれがちだが、
東京ガス「食情報センター主幹の小西雅子さんは
「タイマーを使えば手間いらず。40分で美味しく炊きあがる」と言う。

ポイントは沸騰までの10分間。
米の甘みと程よい柔らかさを出すのに最適な時間だ。
「10分で沸騰させるには中火が目安」
その後、弱火で20分、蒸らしが10分。
鍋は温度ムラが出にくい土鍋が最適だが、
ステンレスでもアルミでもいい。
蓋もアルミ箔で代用できる。


カリっとジューシーな焼きギョーザ、
厚みのある厚焼き卵、ふわふわの滑らかな茶碗蒸し。

料理下手にとってはハードルが高そうな料理も、
「ちょっとしたコツを使えばガスコンロで上手に調理できる」


焼きギョーザはフライパンに並べた生ギョーザに熱湯を加え、強火で2~3分ゆでる。
皮のでんぷんがのりのようになり、もちもちの食感になる。
油は最初でなく、最後に引きカリッと仕上げる。

厚焼き卵はまずフライパンを強火で加熱し、ステーキと同等の高温で焼けば
気泡が出来て、焼き上がり後に潰れにくくなる。
いずれも小西さんがその道の達人から学んだコツだ。
さらに「卵は穏やかに温度をあげると、食感が滑らかになるので
茶碗蒸しやプリンを作るときは土鍋の余熱を利用するといい」


コンロに付いてるグリルも魚を焼くだけではもったいない。
グリルは庫内が小さくじか火なので数分で300度の高温になる。
トースターが200~300度、オーブンでも300度までしか上がらないので、
手早く豪快に作りたいときにグリルは便利だ!

「特に両面焼きだと2分かからずに300度になるので、
大半の料理が10分程度で調理できる」

400gのブロック肉が7分で立派なローストビーフに焼き上がる。
生地から焼き上げるピザは5~6分だ。

揚げ物の再加熱もできる。
カキフライ、とんかつ、コロッケ、春巻き、カレーパン、たい焼きまで、
2~3分の加熱で電子レンジより表面がかりっと香ばしく仕上がる。

ガスを多用すればガス代が気になる。
節約するには、鍋の水滴を拭き取ってからコンロにかけたり、
平たい底の鍋を使用したり、炎が鍋底からはみ出さないよう火加減を調整したりするとよい。
財団法人エネルギーセンターによると水1リットルを1日3時間沸騰させる際、
強火から中火にすると年間約400円の節約になるという。

「鍋やフライパンの厚みも影響する」というのは、
節約アドバイサーの矢野きくのさん。
時間をかけて煮込むなら保温性の高い厚手の鍋、
さっと湯を沸かすなら程度なら薄手の鍋がいい。
「小さめに切った食材を薄手の鍋でゆで、
早めに火を消し、蓋を閉めたまま保温調理機を使うと、
火にかける時間が短くてすむ。

「時間もガス代も節約できる同時調理がお勧め」
パスタをゆでながら、味噌こしに野菜を入れてゆでる。
茶碗蒸しを作りながら、落としぶたの下で卵をゆでるなど、
様々な同時調理が可能だ!

節電が気になる今、
ガスコンロやグリルを上手に使っておいしい生活を彩りたい。



日経新聞にガス



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Posted by ジェームス・ボン(ド)ベ at 12:12│Comments(0)◎ 今すぐ使えるガス料理
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